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50グローバル市場においてブリヂストンが成功し、信頼を得ることができるかどうかは、財務記録や業務上の記録をいかに正確に作成・保存するかにかかっています。更に、株式会社ブリヂストンは、上場企業として、事業に関わる重要な情報を定期的に開示する義務を負っています。正しい事業上の意思決定には正確な記録が不可欠です。一方、不完全な記録や不正確な記録は、誤った事業上の意思決定の原因となり、ブリヂストンを財務的リスクや法的リスクにさらしかねません。文書を作成したり確認したりする際は、万全の注意を払い、全てが完全で正確な文書となるようにしてください。タイムカード、支出記録、財務諸表、開示文書、試験報告書、品質管理記録、その他の業務上の記録書類等、どのような文書であるかは問いません。日々の業務で誠実であるために財務諸表、開示文書、その他の業務上の記録においては、虚偽の記載はもちろん、誤解を招くような記載は絶対にしてはいけません。一般的に認められた会計基準に厳格に従う必要があります。資金や資産等は、全て適切に記録し、必要に応じて開示しなければいけません。どのように財務関係書類を作成するべきか不明な場合には、勝手に思い込みで対応せず、財務担当部署、経理担当部署又は内部監査担当部署に連絡してください。適切な証拠書類がない場合や、費用の一部又は全部が証拠書類に記載されている目的以外に使用されているような場合は、支払いの承認はしてはいけません。業務上の記録を隠ぺいしたり、変更、改ざんしたりしてはいけません。法令や社内ルールに従い、文書を保管又は破棄してください。記録、開示及び財務報告

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