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67Q:私は、私が住む市の現職の市長が再選されるよう活動を行っており、勤務時間中に開催される資金調達のためのパーティーに参加する必要があります。これは個人的な関心事であり、会社を巻き込むものではありません。上司の許可を得られれば、参加しても良いでしょうか。A:はい、上司の許可を得られれば参加しても問題ありません。ただし、会社の業務とは扱われませんし、そのイベントに参加するには、年休を利用する等、個人の時間を使う必要があります。Q:私は公職に立候補しています。選挙チラシを印刷するためにオフィスのコピー機を使いたいのですが、良いでしょうか。A:使ってはいけません。会社の資産や設備は、個人の政治目的で利用することはできません。公職に立候補することは、政治目的です。Q:最近、ある弁護士がオフィスにいる私のところに電話をかけてきて、ブリヂストンに関する質問をしてきました。彼の法律事務所は、ブリヂストンが抱える大規模な訴訟事件において、ブリヂストンの弁護をしており、速やかに情報を集める必要があると言っていました。彼の質問に回答するべきだったでしょうか。A:回答するべきではありません。その場で回答しないという判断は、正しい判断でした。相手が弁護士であったとしても、ブリヂストンに関する秘密情報を開示する前に、(1)誰に対して情報を開示しようとしており、なぜその情報が必要とされているのかを正確に把握するとともに、(2)その情報を開示する許可を法務担当部署から得なければいけません。Q:私はブリヂストンの工場で2直で働いています。記者が、私の家に電話をしてきて、ブリヂストンの製造計画の変更に関してコメントを求めてきました。私は答えを知っています。答えても良いでしょうか。A:答えるべきではありません。メディアからの電話は、広報担当部署やあなたの組織の中で決められたメディア対応の担当者に任せてください。その人が、どのように対応し、あなたの関与が必要であるかを判断します。地域社会で誠実であるために会社の政治活動・個人の政治活動行政機関、メディア及び その他の外部からの問い合わせ

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